Auxiliary-01


■助動詞( Auxiliary verb )出題されやすい10のポイント

①当然、驚き、遺憾、幸運などの内容を表す語の後のthat節ではshouldが用いられる。

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■Auxiliary Verb-01

● Choose the best answer from among the four choices.

01. It is natural that he (   ) get angry with us.

(1) will
(2) should
(3) can
(4) might

 ↓
 ↓選んだ?
 ↓
 ↓
 ↓

●Answer

01.(2) should

should の用法を覚えましょう。

この should は「~すべき」の should ではない?


【解説】

■助動詞-01
●適語選択

01. It is natural that he (should) get angry with us.

「彼が私たちに腹を立てるのも当然だ」


It is ~ that S+V ….「…するのは~だ」という文において
that 節の前に判断、感情を表す語があると that 節では should を使います。

It is 判断・感情を表す語 that S+ should + 動詞の原形 ….

この should には、いくつかの呼名があるようですが、
私は「驚きの should 」と呼んでいます。
特に訳しません。
「~すべきだ」の should とは異なる用法です。
主観的な感情や判断を表すときに使います。
よって、客観的な事実に対しては、普通に現在形を使います。
(動詞の原形ではないことに注意!)

It is odd that he agrees to the proposal.

「彼がその提案に同意するのは奇妙だ」

すべての形容詞に当てはまるわけではありません。
該当する形容詞を、私は以下のように覚えています。

「適・不適、正・誤の判断に、当然、驚く、奇妙な感情」


判断、感情を表す主な形容詞をまとめて覚えましょう。

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【適・不適】
appropriate「適切な」
fitting「適切な」
proper「適切な」
logial「論理的な」
rattional「合理的な」
reasonable「道理にかなった」

【正・誤】
good「良い」
right「正しい」
wrong「間違っている」

の判断に

【当然】
natural(当然だ)

【驚く】
surprising(驚くべき)
marvelous(驚くべき)

【奇妙な】
strange(奇妙な)
odd(奇妙な)
curious(おかしな)

感情

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他にも
【遺憾】
a pity(残念な)
a shame(残念な)
などもあります。


that 節の should が無いと、動詞の原形が来るものもあります。
例の「 should は消して読め」シリーズの動詞とそれに関する形容詞ですね。

詳しくは次回に説明します。

 


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