Narration-09

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■話法( Narration ) 出題されやすい10のポイント

⑨ 話法の転換。“重文”

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☆ Narration-09
● Fill in the blanks with suitable words so that the two sentences mean the same.

09. He said, “It is raining, but I don’t have an umbrella.”
= He said that it (   ) raining but (   )(   ) didn’t have an umbrella.

 ↓
 ↓埋めた?
 ↓
 ↓
 ↓

●Answer

09. was, that, he

「彼は、『雨が降っているけど、僕は傘を持っていない』と言った」
「彼は、雨が降っているけど、傘を持っていないと言った」

and や but がある文は、and や but の後に that をくり返す。

何のために繰り返すの?

 


【解説】

He said, “It is raining, but I don’t have an umbrella.”
= He said that it ( was ) raining but ( that )( he ) didn’t have an umbrella.

「彼は、『雨が降っているけど、僕は傘を持っていない』と言った」
「彼は、雨が降っているけど、傘を持っていないと言った」

直接話法の会話の内容が、重文を用いたものであるときに注意をすること。

and, but, or, so などの等位接続詞を用いて2文を1文にした文を重文と言います。
and や but がある文は、and や but の後に that をくり返します。

問題文のbut 以下も彼の発言であることを示すためです。

but he ~としてしまうと、but 以下は単なる事実に過ぎず、彼の発言を示すことにならないからです。

but that he ~とすると、but 以下は、前の that it was raining と対等の関係にあることを示します。
それによって、it was raining も he didn’t have an umbrella も両方とも彼の発言であることがわかります。


会話の内容が重文(and, but でつながれた文)のときは、and that, but that とします。

 


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