Narration-01

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■話法( Narration ) 出題されやすい10のポイント

① 話法の転換の基本。“平叙文”の転換

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☆Narration-01
● Change the following direct quote into an indirect quote.

01. She said to me, “I washed the curtain a few days ago.”

 ↓
 ↓変換した?
 ↓
 ↓
 ↓

●Answer

01. She told me that she had washed the curtain a few days before.

「彼女は『私は2、3日前にカーテンを洗った』と私に言った」

「彼女は2、3日前にカーテンを洗ったと私に言った」


話法の転換には5つのチェック項目があります。

その5つとは?

 


【解説】

☆話法-01
●話法の転換

01. She said to me, “I washed the curtain a few days ago.”
→ She told me that she had washed the curtain a few days before.

「彼女は『私は2、3日前にカーテンを洗った』と私に言った」
「彼女は2、3日前にカーテンを洗ったと私に言った」

話法の問題は、基本的に直接話法を間接話法にする、あるいはその逆の間接話法を直接話法にするというものです。
これを話法の転換と呼んでいます。


“ ”があるのが直接話法。
“ ”がないのが間接話法。

直接話法は、話した言葉をそのまま伝えます。
間接話法は、話の内容を伝達者の立場から言い直した形で伝えます。

話法を転換するには5つのポイントがあります。

1.伝達動詞
2.接続詞など
3.代名詞
4.時制の一致
5.時や場所を表す副詞

この5点に従って、話法を転換して行けば、答えが出ます。
もちろん5点全ての転換が必要なわけではありません。

2点や3点のチェックで転換が済む場合もあります。
あるいは、転換しないという場合もあります。

一つずつチェックして行きましょう。

1.伝達動詞
“平叙文”のときは伝達動詞は tell ~ that …になります。

2.接続詞など
接続詞は、that になります。

3.代名詞
she(彼女)が me(私)に話をしているので、会話文の I は she になります。

4.時制の一致
主節の動詞が過去形のときは、時制の一致を受けて、従属節の過去形の動詞は過去完了形になります。
washed が had washed になります。

5.時や場所を表す副詞
~ago「(今から)~前」
~before「(過去から)~前」

会話が過去に行われているので、before にします。

さて、会話文が“疑問文”のときはどうなるのでしょうか?

それは次回に説明します。


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