Relatives-10

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■関係詞( Relatives )出題されやすい10のポイント

⑩ 複合関係詞 ~ever

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■Reratives-10
●Choose the best answer for the blank.

10. He told the story to (   ) would listen.

(1) which
(2) whom
(3) whoever
(4) whomever

 ↓
 ↓選んだ?
 ↓
 ↓
 ↓

●Answer

10. (3) whoever

複合関係詞の種類と用法を覚える!

 


【解説】

He told the story to (whoever) would listen.
「彼は聞いてくれる人にはだれにでもその話をした」

話を聞くのは story ではないので、story は先行詞ではない。

先行詞がないときは、以下の3つの可能性を考える。
1.関係代名詞 what

2.関係副詞の先行詞の省略
the time when → when など

3.複合関係詞(~ever)

この ~ever の形を取る語が複合関係詞である。
複合関係詞の用法は大きく分けて、2つある。

まず、「~するすべての…」という意味で用いる。
whoever ~「~する人はだれでも」
whichever ~「~するものはどれでも(どちらでも)」
whatever ~「~するものは何でも」
whenever ~「~するときはいつでも」
wherever ~「~する場所はどこでも」
などである。

次に、「たとえ~しようとも」という譲歩の用法だ。
whoever ~「たとえだれが~しようとも」
whichever ~「たとえどれが~しようとも」
whatever ~「たとえ何が~しようとも」
whenever ~「たとえいつ~しようとも」
wherever ~「たとえどこで~しようとも」
などである。

however だけは「たとえどんなに~しようとも」という譲歩の用法しかない。
また、複合関係詞の however は、語順に注意が必要である。
However + 形容詞(または副詞)+ S + V ~ という語順になる。

例)たとえ(彼が)どんなに疲れていようとも、~」
× However he may be tired, ~.
〇 However tired he may be, ~.

さて、今回の問題だが、to があるから何となく whomever にしてはいけない。

whoever = anyone who
whomever = anyone whom で、区別してみよう。

後の文で主語が消えていたら whoever
後の文で目的語が消えていたら whomever

(例)whomever you like「あなたが好きな人はだれでも」

これらの使い分けも覚えておこう。

 


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