in that S + V


   前置詞の回答


■ in that S+ V


携帯サイト最強の英文法に寄せられた「英文法に関する質問と回答」を掲載します。
あなたの疑問解決に少しでもお役に立てれば幸いです。

Q:ゆきさん

お世話になりっぱなしですみません…

接続詞についての質問があります!

Human beings differ from animals(  )they can speak and laugh.

という問題に出会いました。

(  )内は選択肢から選ぶ問題で、その

① in that
② so that

とあって、答えは①だったんですが、解説には『in that S+V…(SはVだという点で)だから』のよう事が書いてあり、それでは納得できませんでした。

so that の(~なので)という用法をこの場合は使えないんでしょうか?

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A:くぼたくさん

A so that BのBの部分には、Aの目的が来ます。

例えば、

Talk louder so that I can hear you.(『ジーニアス英和辞典』)なら、

Talk louder(もっと大きな声で話して)とまず言い、

その目的をso that以下で表します。

ここでは、I can hear you(あなたの声が聞こえる)です。

つまり、A so that Bは、

「BのためにAをする」あるいは、「Aをした結果Bが起こる」という意味になります。

ですから、ご質問なさったような「BなのでAだ」という意味はso thatにはありません。

ちなみに、so thatでも文法的には正しいですが、「異なっているから喋ったり笑ったりできる」という意味になります。

「異なっている」というのは、「喋ったり笑ったりできる」の理由にはなりません。

ここではその逆で、「喋ったり笑ったりできるから異なっている」と言いたいのです。

そこで、in thatですが、前置詞inに単純な名詞や代名詞ではなく、「that節が後続している」というだけの構造です。

ですから、I agree with you “in” that point.(その点「で」あなたに賛成です。)のinとまったく同じなのです。

そのため、ご質問されている文は、that they can speak and laugh(人間が喋ったり笑ったりできるということ)in(において)という構造になっています。

RE:ゆきさん

なるほど…

A so that B のAには必ず目的語が入るんですね!

so that についてをよく理解していないことに気づきました…

くぼたくさん、とてもわかりやすいご指導ありがとうございます!!

もう一度見直してみます!!


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