be to blame
■be to blame
Q
けんさん
There is an imbalance of exchange students between the U.S. and Japan, and I think Japan is to blame.
この文のis to blame はどういう意味なのでしょうか?
参考書などで調べるとbe to でshould と同じ意味と書いてありました。
そしてこのblame の目的語はどこにあるのでしょうか? お願いします。
A
オッハー
けんさん、質問どうもです!
is to blame「悪い、責任がある」 という表現は、変遷する英語の歴史のなかで、偶然に残ってしまった慣用表現ですので、そのまま覚えることをおすすめします。
本来、be to be blamed「非難されるべきである」と表現すべきなのに、なぜ be to blame だけが慣用句として残ったのかという理由ですが、OED によると、”In the 16-17 centuries, ‘to’ was misunderstood as ‘too’ and ‘blame’ was taken as an adjective”「16-17 世紀に、to が too と誤解され、blame が形容詞と解釈されてしまった」からであると説明しています。
RE
けんさん
ありがとうございます。 慣用表現だったのですね。
色々、詳しい説明まで頂いてありがとうございます。
A
Emanonさん
オッハーさん,
> 本来、be to be blamed「非難されるべきである」と表現すべきなの
> に、なぜ be to blame だけが慣用句として残ったのかという理由で
> すが、OED によると、”In the 16-17 centuries, ‘to’ was
> misunderstood as ‘too’ and ‘blame’ was taken as an adjective”
> 「16-17 世紀に、to が too と誤解され、blame が形容詞と解釈さ
> れてしまった」からであると説明しています。
この点については,かつて No.1610 – 2007/01/06(Sat) 17:10:39 (ムーンさんの質問)へのコメントとして,私は次のように書いたことがあります。
> 「主語+be to do …」の構文は,英語の歴史をひもとくと,古英
> 語(450-1100)の時代までさかのぼります。そして当時の語法とし
> ては,be to do の do が他動詞のとき,to do は「受け身」を表し
> たのだそうです。要するに “to do …” は,現代の “to be done
> (「…された」)と同じ意味で用いられたということです。
オッハーさんが引用された OED の説明は,おそらく16-17 世紀に限定されたお話なのではないでしょうか。
この意味が現在の “be to blame” のもとになっているということではないと思います。
*参考:be to blame 以外の今日まで生き残った同様の表現としては,be to let (let は「(~を)賃貸しする」の意味)があります。
RE
オッハー
Emanonさん、貴重なご意見を有難うございます!
be to do の do が他動詞のとき,to do は「受け身」を表していたということですね。
その表現が今も残っている例ですね。
勉強になります。
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