be at a loss の後の前置詞


   前置詞の回答


■be at a loss の後の前置詞


 

Q:頭さん

熟語「at a loss(困って)」で、その理由を示すために用いる前置詞の「with」「for」「to do」の内、「with」はどのような詞の前に使われるのですか?

他のふたつは(上に書いた順に)名詞、動詞に使うのだろうと感覚的に理解しているのですが…。

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A:Emanonさん

頭 さん,

> 「with」はどのような詞の前に使われるのですか?

with は前置詞ですから,この後にくる言葉は「名詞」です。

それから,

> 熟語「at a loss(困って)」で、その理由を示すために用いる前置詞

とありますが,「理由を示す」というのは違うのではないでしょうか。

少なくとも,to do … や for … は「…を求めて」という目的のような意味あいで使われているのではないかと思います。

例えば,きまり文句の “at a loss for words” は,「(適切な)言葉を求めて,それが見つからないで困惑している(at a loss)」ということでしょうし,to do の場合も,”at a loss to explain …” なら,「~を説明しようとして,どうしたらよいか迷っている」というニュアンスです。

しかし,with の場合,これらとはちょっと趣が異なるようです。用例をいくつか見た限りでは,単に付帯状況などを表すために使われている印象です。

もしかすると(『ジーニアス3』が) for, to do と同列にこれを扱い,しかも用例を挙げないのは,誤解を招く可能性があるという点で,問題があるかも知れません。


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