Infinitive-05
■不定詞( Infinitive )出題されやすい10のポイント
⑤ 不定詞の結果を表す用法
————————–
☆ Infinitive-05
● Insert a word into the parentheses so that the two sentences mean the same.
05. I called on him, but he was not home.
= I called on him, ( )( ) find him not home.
↓
↓埋めた?
↓
↓
↓
●Answer
05. only, to
不定詞の何用法でしょう?
【解説】
☆不定詞-05
● 適語補充同意文
05. I called on him, but he was not home.
= I called on him, ( only )( to ) find him not home.
「私は彼を訪ねたが、彼は家にいないことがわかった」
…, only to ~「…したが、結局 ~」
これは結果を表す用法です。
to不定詞の副詞的用法の一つで訳し方に注意が必要です。
不定詞の用法は、文の後ろから前へと訳し上げるのが普通です。
例)I went to the station to see my uncle off.
「おじさんを見送るために → 私は駅に行った」
しかし、不定詞の結果を表す用法は、基本的に前から後ろへと訳して行きます。
I called on him, ( only )( to ) find him not home.
「私は彼を訪ねた → その結果、結局彼は家にいないことがわかった」
代表的な結果を表す不定詞をまとめて覚えましょう。
live to be~「~歳まで生きる」
grow up to~「成長して~」
awake to~「目覚めたら~」
…, only to~「…したが、結局~」
…, never to~「…したが、二度と~ない」
など。
不定詞の表す動作が時間的に後で起こる場合、結果と考えることができます。
また不定詞の動作をしようという意志が感じられないのも結果の特徴です。
(例)You wake up to find yourself in quite another world.
「目覚めたら、あなたはまったく別世界にいることに気付く」
まず、「目覚めてから気付く」わけで、「気付くぞ」という意志は感じられません。
英文読解の時に、結果の用法でない文も、結果のように前から後ろへと訳すと速く読むことができます。
I went to the station to see my friend off.
「私は友人を見送るために、駅に行った」
これもto不定詞の副詞的用法で、「~するために」という意味です。
to see 以下は、前の went を修飾しています。
↓(これを結果のように訳すと…)
「私は駅に行き、友人を見送った」
こうするとスムーズに読み進められます。