未来進行形について


bullet262   時制の回答


■未来進行形について


Q

I don’t think I can meet you at 7 tomorrow night.
この文に続けて1. I will work then. 2. I will be working then. 3. I have to work then. 4. I am working then がくるのですが、どれも未来を表せるので、良いみたいですが、二つ目以外の不適な理由とそのときの日本語の意味を教えて下さい。

A
オッハー

質問どうもです!
質問文は「私が明日の夜7時にあなたに会えない理由を述べる」表現はどれがいいかということですね。
私も2番目にします。
なぜなら、「明日の夜の7時」の時点の話をしているからです。
その時点で「働いているだろうから」つまり動作が行われているから、会えないと言うのが一番いいからです。

まず、be working ではなくて、work(will work や have to work も含めて)を用いるのは、違和感があります。
なぜなら、現在時制で考えて、work を用いると、これは普通「現在の客観的常時的な事実」を表します。
つまり work という表現は「今何をしているか」には全く関心がなく、「いつも何をしているか」ということに意識が置かれているわけです。
例えば 「彼は何をしているの(彼は何をしている人だ)」 「小説を書いているんだよ」 と言うときに進行形は使いません。
×”What is he doing?”
×”He is writing a novel.”

正しくは ○”What does he do?”
○”He writes a novel.” です。

すなわち、現在形は客観的一般性を表すのです。
このことは未来のことを言うときにもあてはまります。 
明日の夜7時に何をしているか」に関心があるときは、進行形を用いるのです。

次に4番目の文の、I am working then がなぜ良くないかについて言います。
そもそも進行形が未来を表すに至ったのは、 1、その動詞が時間的に未来に関わっていること 2、発言者が未来を心理的に現在として捉えていること、このいずれかであるからです。
1においては往来発着を表す動詞がこれに該当します。 I am leaving Narita tomorrow. 「私は明日まさに成田を発とうとしている」
2においては往来発着以外の動詞にも用いられますが、発言者が未来を心理的に現在としてとらえている必要があります。
要するに発言者が「まさにその気になっている」必要があるわけです。
We’re getting married in September. 「私達は9月に結婚する予定だ」(9月には結婚しているんだ)
質問文のような「会えない理由」を述べるのに、1、2のどちらも使う理由は見当たりません。
よって2番目を正解とします。

 


kogi5
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