時制の一致とは
携帯サイト最強の英文法に寄せられた「英文法に関する質問と回答」を掲載します。
あなたの疑問解決に少しでもお役に立てれば幸いです。
Q:けんさん
My father said he felt he was lonely
この文のようにsaidの時制が過去でさらにまたfeltの時制も過去の場合feltの節の時制の一致は起こるのでしょうか?
お願いします。
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A:オッハー(管理人)
けんさん、質問どうもです!
英語の時制は「現在から見てどうなのか」で決まります。
一つ一つの動詞について、現在のことは現在形で、過去のことは過去形で、過去のある時点よりもっと前のことは過去完了形(大過去)で表すのが基本です。
質問文では、said「言った」もfelt「感じた」も was「~だった」もすべて過去のある時点でのことなので、過去形で表しているだけです。
しかし、日本語では、主節が過去の表現であっても従属節を現在形で表現することが多いのです。
例)He learned French when he was young.
「彼は若いころ、フランス語を習った」
英語では、彼がフランス語を習った時期に、彼が若かったので、was を用いるわけです。
日本語では「若かった」と過去の表現を使うこともあるのですが、ほとんど「若い」というように現在の表現を用いるのです。
これが混乱の原因だと思います。
「時制の一致」というのは、その混乱を減らすために機械的に定めた原則のようなもので、いくらでも例外はあります。
例)The earthquake last night was the severest we have ever had.
「昨夜の地震は今まで経験した中で最も激しいものだった」
地震が起きたのは昨夜で過去のことですが、従属節の内容である経験は今も変わらないので、現在完了で表現しているわけです。
RE:けんさん
ありがとうございます。現在から見て考えれば分かりやすいですね。
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